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仕事は泣いちゃだめなんだよ-言葉より日常は語る-

「わかってます!」
…はぁ。そうですか。じゃあ、がんばってください。

…疲れる。

くさつきが仕事している場所に、後輩が入りました。
ライターなんですけど、これがまた文章が…ええと、最初は誰でも
うまくいかないもんです。
しかし、それに加えて新卒ときたもんです。
まずは社会人として接してもらわないとダメなんですけど…

なかなか、これができない。
うーむ。

ええと、どうできないか、といいますと。
うーん、難しいなぁ。

例えばですね、偉い人が会議に出席するとなるじゃないですか。
事前に珈琲を用意したり、会議室をセッティングしたりする。
それを、先輩がやっていてもやらない。

朝、私が掃除をしていても、自分は何もしない。
これやってください、とお願いしても「できるかわかりません」
「こんなことやるんですか」とな。

…あたりまえなんだよ?だって、ライターっていったって
お給料の中にはコピーとって、人と接してモノ作って、掃除して、
別の仕事もやって、それだって全部入ってる。

くさつきは1週間ほど見ていましたが、どうも
周りの評判が悪くなっていっている。
うーむ。どうするか、うーむ。

仕方ない。せめて皆がいない場所で言ってあげよう…

ええと、あなたは、一番後輩なんだから、ちゃんと先輩が
動く前にできることはやらないとダメなんだよ。
例えば誰かが珈琲をいれてたら、私がやりますって
率先しないとね。会議室だって、偉い人より後に入っちゃいけないでしょ。
入って待っていないと。
「はい…」
朝の掃除なんかはね、給料になんか入っていなくてもやるのよ。
みんなが働く場所なんだからね。気づいたらやるっていうのは難しいけどね、
せめて先輩より早く動かないとね。
「わかってます!私だってわかってます!」

泣いた…

えっ!草月が泣かしたんですか?!
えっ、えっえっ…
なんか来たお客さんに慰められてさらに泣いている!
えー!

まあ、自分の未熟さを指摘されるなんてこんなしんどいことはない!
と思う人もたくさんいますから、でも、えーと。
うーむ… まあ、怒っても仕方ないか。
わかれっていわれたって、それは本人の意識の問題だしこれ以上
きつくはいえないな。
でも、あんたこの職場すごい楽なんだよ。
自由度もあるしさ、朝の掃除くらいでなんだっていうのさ。
女だから泣いたっていいなんて思うなら、男と仕事できないよ?
自分でがんばって働こうって本気で思わない限りムダなのかな。


草月の今の同僚たちが前いた職場は、とんでもないところだったらしく、
昼休みに話していると、たまにジューシィなお話が聞けます。

「前のデスクの人にね、毎日毎日押されて、壁際まで追い詰められた。
毎日、『絶対に会社でなくもんか!』って思ってた」

「私はねー、朝珈琲いれるでしょ、そしておはようございますって机に
置いたら、そのまま流しのところにもっていかれて捨てられた。これ
毎朝やられた」

ええと、草月はですね、書いた原稿を机の上に置いて帰ったら、全8ページの
3ページ目だけ抜き取られてました。
あとね、トイレに入ったら、ドア閉めた瞬間にドア越しに
「もっと人を立てて仕事しないとね、新人はめだっちゃいけないでしょ」。

エレベーターに先に先輩に乗ってもらって、次の便に乗ろうとしたら
帰ってきたエレベーターの1Fのところにガムが付いてて、びっくりしました。


人って言葉じゃなくていいたいことは日常で語るね…。
ああ、怖い。

みんなが日常で語りだす前に、できるだけ言葉で伝えておいて
あげたいと思います。言葉って直接伝わるからめんどくさいし、
言ったほうは悪者に思われるかもしれないけど、日常で語られる方が
もっとキツイです。

大人のコミュニケーションって面倒くさい。


でもね、どんな事態になっても泣いちゃだめなんだよ。
泣いたらね、泣かれるところをみたらね、もっともっと評価が下がる。
できない自分を認めて、ぐっと堪えなさい。

いいたいことがあるならその場で。終わってからいいたいことを
いう癖をつけたら、十年たっても、仕事に参加出来ないよ。
上司の首にいつまでもぶら下がれないんだよ。

新人なら、一番出来る新人になってほしい。
そうしたら、誰も新人だなんて思わないから。
仕事ができる、という真実は年齢を超えた権限になるからね。



仕事への姿勢こそ、日常で語られているんだよ。

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テーマ : ひとりごと
ジャンル : 心と身体

何をしてきたかじゃない。何をするかなんだ-気持ち3流は腕も3流 -

最近、どうも自分のモノをつくる姿勢が腐り気味なんじゃないかと
不安になっているくさつきです。

めんどくさい、やりたくない。
そう思うときは制作以外に原因が出ている時だな、と思います。
そして、そんな時必ず思い出す人がいるのです。

くさつきは、昔プロダクションに所属していました。
最初はライター、カメラを担当させてもらい、
後にコピーやプランナーもやりました。
入社したての頃、くさつきは人一倍がんばりました(と、自分では思っている)。
院卒でみんなよりスタートが遅かったからです。上司や先輩は年下の人もいました。
それでも、覚悟して学術世界を捨てたから、と言い聞かせました。

広告や編集は楽しかったです。ですが会社の経営不振、上司のパワハラ
などなどから辞めたほうがいいと判断し、退社を決意しました。
よし、上司に言おう!と…直前に最後の仕事が来ました。
「プランナーとしてコンペに出ろ」。断りたかったですが、
これで最後だと思いやることにしました。

コンペの内容は、CSRに関する単発モノのフリーペーパーを提案すること。
しかし、コンペにでる他社は、某大手〇通さんなどなど。
しかもクライアントのトップとお知り合いの方が出てくるらしい。
くさつきはぼーっと会社の窓から夜の札幌を眺め、いろんな意味で
当て馬にされたことを実感しました。

弱気になったくさつきに、ある年配のデザイナーが言葉をかけてくれたのです。
「仕事は何をやってきたかじゃない。
経歴や過去の実績より、今そいつが何をしようとするかの方が大事なんだ

会社が3流だからって心まで3流になるな。腕は後からついてくる」

大手の会社が倒産して、移ってきた人でしたが、
どんなに追い込まれても、クリエイターとしての自分を捨てない人でした。
その人は、どんな時も仕事を一生懸命やっていました。

アドバイスをくれ、何度も指摘してもらい、やり直しをさせてくれました。
最後まで制作に付き合ってくれたのはこの人だけでした。
この制作で、くさつきはある絵本を提案しました。
シロクマの絵本。北海道にいる動物達がある大事なものを
シロクマに届けるお話です。

コンペは結局負けました。結果はわかっていたのですが
あの時一生懸命やらなかったら、と思うと彼に感謝しています。

「手を抜く方が疲れるじゃないか。クリエーターが制作で手を抜いてどうするんだ」

退社する日、その絵本のコピーを渡してくれました。
「もっていけ。コンペには負けたけど、幹部は誰もこの制作物に文句をいわなかった。
良く出来ている。時の運がなかっただけだ。いつかこれを
使ってもらえるときが来るといいな。この本、次の会社でも貸したり渡したりするなよ」

今、くさつきは日々迷っています。制作とは別世界に入ってしまい、
それでも大きな制作をしなければいけない、そして職場にはクリエイターは誰もいない。
極限状況になんども追い込まれています。
そのたびに、忘れそうになる彼の顔を思い出しながら
制作で腐るなと言い聞かせています。


気持ち3流、腕も3流。
気持ち1流、腕は3流。
後者は腕を1流にする可能性がある。
1流に這い上がれると、自分に言って聞かせろ。

嘆くのは後でも出来る。
あきらめるのはいつでも出来る。

今はあきらめないでいい。

テーマ : ことば
ジャンル : 学問・文化・芸術

ドラマは顔に宿る-美人でもなく、ブスでもなく-

「わたし、人から変ってるっていわれるんですー」
この言葉、人生で何度聞いただろう?この人たちは何を言ってるんだ?
「本当に変っているやつは、そのことをすごく気にしているから、それは個性だと
どうどうとアピールできないんだよ!」

と、これはくさつきのことです。

くさつきは、変った考え方をする人らしいです。自分では普通だと
思っているのにどうも周りとずれている。このズレを上手に調整できる人は
いいのですが、どう調整してみんなにあわせればいいのかわからなくて、
輪に入っていけない人もいます。
これが、20代前半のくさつきです。このことをかなり、気にしていました。
(今は、もうちょっとズルい大人になったかな?適当にしてます)

そんな悩みをもっていたくさつき。
院生の頃、ある学会(経済系)で不思議な人に出会いました。
学会は、発表が終わると懇親会というものがあります。
院生や研究者同士で交流を深めるものですが、2次会なんかでは結構
若手同士であつまったりして、合コンの延長?みたいな雰囲気になることがあります。
くさつきは、その時はめずらしくその変な合コンまがいに出席していました。
まあ、普通の合コンと違ってゲームとかなくて、思い思いに喋ったり
仲良くなりたい人と名刺交換したりとか、その程度なんですけどね。

その時は結構女性も男性も若くて自分の恋愛観なんかの話になっていました。
女性(名前忘れた):「男が女を選ぶのってどこに基準があるの?」
男:「それは人それぞれだよー」
女:「でも、何かあるでしょう?例えばブスより美人がいいとかさぁ」
男:「美人、ブサイクも基準がそれぞれだからなぁ」
女:「えーそうかなぁ」
男:「自信あるんでしょう?やっぱ女は顔だと思ってるのかな?」

…なんか、そこまで話を聞いて、くさつきは飽きちゃって他の人と話していました。
でも、なんだかいきなりまたその話を振られたんです。
女:「だって、自分が美人かどうかなんてわかんないもんだよ。ねぇ!」
え…と。
くさつきは、その時ちょっと酔っていたのもあって本音をいってしまったのです。

自分の顔を美人とかブスだとか思ったことないよ。鏡を見て、ただ
自分がいるなって思うだけだもん。


…しまった!
話で盛り上がっていた男性と女性は不思議そうにくさつきを見ていました。
クラッシュしてしまった…とあわてて男女間の話で別の話を振りました。
その10分後くらいです。ナナメ2つ向こうくらいに座っていた男性がくさつきの
横に座りました。

その人は、とある組織のマネージャでした。こういう方々も「学術世界とのパイプ」とか
「顔つなぎ」とかいろんな理由で学会に現れます。しばらく話した後…

T:「ボクは、君の顔はここにいる女性の中では特徴があるとおもうよ」
10人に8人くらいいそうな顔ですけど…。
T:「それは顔のパーツの並びの話だよ。君はどんな人がきれいだと思うの?」
えーと、雑誌とかモデルとかそういう人は基準をみたしているんじゃないかなぁ?
T:「そうかもしれないね」
T:「ボクも女性は、顔で選ぶよ」
ふーん。そうなんですか。
T:「会社にはいろんな人が来るんだ。顔のつくりが美人もいる、そうでない人もいる。
社会に出ていろんなことをやっているうちにわかるようになるんけど、
顔のパーツの並びはそんなに問題じゃなくなるんだ」

?…何の話?
T:「一緒に仕事したい、とか話をしたいと思う人は顔にドラマのある人だよ。
目や表情や言葉がその人の中にあるドラマを語るからね。魂はちゃんと顔に宿ってる

そうなの…?
T:「そうだよ。いい研究者になってね」

なんだか、その時はわからなかったんですが
この人は、くさつきの言葉やこころを汲み取ってフォローしてくれたんだなぁと
思いました。
ドラマのある顔…ですか。あれからもう6年か。
くさつきの顔は、ドラマをもっているんだろうか?
私の人生は、ちゃんと顔に写っている?

うーん。鏡をみてもわからない。
やっぱりこの顔は美人でもブサイクでもなく、くさつきなんだよなぁ。

テーマ : ことば
ジャンル : 学問・文化・芸術

文字、表現は甘くない-コピーライティング、量は質を超える-

うーん。自分でいっといた割には…このカテゴリは恥ずかしいんじゃないかい?
ちみりん
だよねぇ…。まあ、公言してしまったからには仕方ない!修正が簡単なのは
ネットのいいところだけど、一度言ったことはやろう。うん。
消してなかったことにするのは簡単だしね。

くさつきは、基本的に仕事が好きです。
ですが、ライターはほんの数年前まで全く職業としての選択肢に入っていなかったのです。
それは以前、研究者を目指していた頃「何でこんな難しい文章かいてるんだろ?
誰が読んで「役に立った」ていうんだろ?」と疑問に思い始めたころから始まりました。

これは、くさつきがまだ大学院生として研究者を目指していた頃の話です。

自分の研究論文の文章に疑問を持ち始めてから「読みやすい文章を書きたい!」
とちょくちょく思い始めるようになりました。
しかし、思いがつのるわりにはどうやって書けばいいかわからない。
これは文章のプロに習うしかない!しかし、文章のプロとはどこにいったら会えるんだろか?
その辺にいるわけはないしなぁ…。あ、そうだ!あの人に聞いてみよう。

当時くさつきが仲良くしていたプロ広告マン(アートディレクター、CMディレクター、
のちにライターの試験官でもあることが判明)。
どこにいったら文章習えるんだろ?
「また、いきなりどうしたの??」 彼にいろいろ話してみました。すると
「それなら宣伝会議のライター講座にいってみたら?」とアドバイスされました。
㈱宣伝会議は、宣伝・広告・環境に関する雑誌、新聞、書籍を出版する総合出版社。
日本で初めて広告雑誌を創刊しています。

ふうん???調べてみると、ちょうど申し込みの時期だね。どれどれ月謝は…たか!
貧乏院生くさつき。払えません…といつもなら言うんですが、実はこの1ヶ月前に交通事故に
あったので慰謝料がありました。しゃあない、これ使うか。

というわけで、くさつきは札幌の宣伝会議のライター講座を受講しました。
うーん…しかし、くさつきの心にはなんかどの授業も響かない。
やっぱ現場出ないとだめだな…ありゃ、なんか変な講座が一つ混じってるな。
コピーライティング講座、三浦清隆。
ふうん?
宿題が出ていました。「ススキノのキャッチコピーを50題出しなさい」
はぁ…

くさつきは、昔、広告マンと話したときに「コピーライターは大変だよ。
要求された題の何十倍ものコピーを書いて選んで、デザイナーたちとやりあうから」
といわれたのを思い出しました。
「1つのコピーを書くのに500は書く」という事実にびっくりしたんだっけ…
え?!ということは、うーんと50題だったら2500のコピー?!
ムリムリ。あと1週間しかないよー。でも、まあやれるとこまでやってみるか。(←素直)

1日で100題できました。なぁんだ、結構いけるじゃない。これなら1000くらいいけるかな。
しかし、2日、3日と立つうちに…だんだんスピードが落ちてきました。
どうしよう!書けない!甘く見てた!!
なぜだかわかります?アイデアを出し尽くすからです。
ためしにススキノのことを、100ほど褒めてみてください。
100を過ぎたら同じ事を言っている自分に気づきます。コピーは同じじゃ駄目。
新しいもの、選んでもらえるものを、後900題!!

しかし、ここからが本番だったのです。
出し尽くしたアイデアを超えたところから創作が
始まります。これも使った、これも使った…あ!これはまだ使ってない。
まちを歩いていてもいい切り口が無いかどうかそればっかり考えます。
そしてそのうち、単語同士を結び付けたりします。
花とススキノ、雲とススキノでなんかできないか…
花ではなく鼻とススキノでできないか?

たぶん、がんばりました。コピーのことばっかり考えてました。
外出したとき、靴を右と左、違うのはいててびっくりしました。
そして、できたコピーはたったの400.50題を選ぶのに寝ないで選びました。
提出、そして講座の日はきました。
くさつきのコピーは1位でした。


三浦清隆さん、何よりそのコピーに対するこだわりと、
情熱、そして優しさにくさつきは惹かれました。もう一度お会いしたい人の一人です。
彼は、講座の終わりに言いました。
「量が質を超えるという事実、実感しましたか?」

意外に1位がうれしくて、広告マンの彼に報告しました。
「ふうん。見せて」。はい。
「そう…まず、このコピーを選んだ三浦さんの腕を称えなきゃね。良くやった」
ありがとうー。
「勘違いしないで。私は1位を獲った事を褒めているんじゃない」
え?
「よく、このコピーを400題の中から選別して出したね」
この瞬間、彼ら2人がプロだということがよくわかりました。
「まあ、そう落ち込まないで。そうはいっても、1位を獲る人はやっぱり1人なんだしね」
プロとアマチュアの意識の違いがはっきりと見えました。プロになるのは
遠いなぁ。こんなんで文章書けるようになるんだろか?

でも、彼らのプロ意識もさることながら、広告のおもしろさと厳しさを
伝える熱意が、くさつきをちゃんと今いる文章の世界に導いてくれたと思います。


忘れてました。くさつきがその時に書いたのは…
ススキノのイメージ、キャッチコピー。
「ここでは、みんなヌードです」

草月愛弓になる3年前の出来事でした。
ようこそ くさつき帳
プロフィール

草月 愛弓

Author:草月 愛弓
草月愛弓(くさつきあゆみ)
Age:30
北海道江別市在住
職業:ライター(他にもいろいろ)
趣味:本、絵、まちあるき

基本は仕事大好き人間です。叱らずのびのび、育ててやってください。温厚に見えますが、仮面の下ぶちぎれ組。

※カテゴリに①②と数字のついているものは北海道探検を
している記事になります。 

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