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子ども草月、だんご虫-虫ダメな方、遠目にみてください-

Aちゃんの話を聞きながら、「あんたの家族すごいねぇ…」と
つぶやいていただけの草月です。

しかし、最近封印していた思い出が徐々に蘇ってきました。

あ、そうだ。私の地域もすごかったんだっけか…
そうです。草月の過ごしたとある地域。そこはまさに…
と、ここから書きたいところですが、もうちょっと思い出すのを
まとう。次回くらいのネタにしようかなーととどまってしまったので、
今日は別の話を。

徐々に地域ネタと共に自分を振り返り、
幼少の頃から変わり者、子ども草月を思い出してきました。
野生児のごとく自由に生き、自分の秘密が何より大事な子ども草月。
その頃の宝物は。


草月は習い事があんまり好きじゃありませんでした。
特にピアノ。やってたんですけど、なんか好きになれない。
今でも弾けるのかもしれないけど、好きな曲しか覚えてません。
あ、もう指が動かないか。あと、もっと嫌いなのは歌。
なんかダメなんですよね。
習った先生も苦手でした。草月を教えていたのは、
アルプスの少女ハイジに出てくる、ロッテンマイヤーさんのような
雰囲気の先生。なんというか威圧的。
今でも、夢に出てきて怒られそうです。(←あの人には一生敵わない…)

金曜日、草月はことごとくピアノ教室にいくのをおさぼりして逃げました。
よく逃げ込んだのは近くの神社。その神社は不思議で、拝殿のところから
不思議な船首が顔を出していました。船には龍の彫刻が飾られていて
そこの下によく隠れていました。

子どもなので、水もあるしトイレもあるし、ここに住めるなー。
と安易に考えてました。そこは子ども草月の秘密の場所でしたので、
大好きな虫を箱にいれて飼っていました。それから絵も沢山描いたものを
何かの瓶に丸めていれて、隠していました。絵が大好きでした。
後はなぜか泥団子。
乾くと不思議に白く固まる砂がそこには沢山あったんです。

しかし、ロッテンマイヤーさんは強敵だった…
ある日見つかってしまったのです。うっかり、虫を捕まえるのに
夢中になって、神社から飛び出してしまった子ども草月。
先生に手をつかまれ、「ピアノをどうして練習しないの!」と
怒られ、泣きそうになった…

瞬間でした。持っていた虫箱を
先生の足元に落してしまったのです。
その頃の、草月の宝物虫は、「だんご虫」です。
(しかも100匹くらい飼ってた)

先生の靴、いつも綺麗なハイヒールだったなぁ…化粧もばっちりで、
結構潔癖で、ストッキングもきらきらで綺麗だったなぁ。



先生のパニック状態を目の当たりにして、恐ろしくなって謝るのも
忘れて逃げ帰り、後で電話でものすごく怒られました。


ああ、子ども時代はいっぱい迷惑かけたな。今もか。
でも、いつでも戻れるならあの頃がいいと思ってしまします。
戻るなら高校生がいい!とか、学生時代の初々しい恋愛をもう一度!とか
青春したい!とか昔の友達はいいますけど、草月は断然幼少期。
自由で、しばりが少なくて、世界が不思議でいっぱいで、
独りでも毎日が楽しくてしかたなかった5歳くらいに戻りたい。

まあ、ムリなんで今は30歳を楽しんでいます。







そういえば、あの頃描いた絵の事を思い出して、
何年か前、探してみたことがあります。
見つからなかった。あたりまえかw どこいったのかなぁ。
今思うと不思議な絵をいっぱい描いていたな。
まあ、思い出の品っていうのは消えるもんなんですね。











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雨夜の品定め帖③-粗にして野だが、否ではないアマゾネス-

さて、終盤は草月の就職の話題でした。彼女らはかなり
気にしてくれていましたので、「会社に入って気をつける男」。
働く女としてどう職場の男に向き合うか。
をなんとなく草月がレクチャーされています。


A:「ところで、くさつきは就職どうするの?」
うーむ…まだ決めかねとる(←この頃はライターのラの字もない)
B:「社会に出ると、たのしーよぉ。いろんな人がいて」
その言葉、どこまで信じていいのやら…

A:「草月に教えておいてあげるけどね。男って言うのは
  『プライド』の生き物なのよ。もちろん全部がとは言わないけど」
ふんふん。
A:「あんたは、会社はいると素で男のプライドをズタズタにする時がくるから。
  覚えておくといいよ」(←バツイチ子持ち、法人幹部)
 (あああ、今ならこの意味がわかります。連絡ください~)
B:「そうそう。大体だめな男ほど、プライド高いからね」
はぁ。
A:「あんた、若いけどたぶん仕事したら馬鹿にはなれない。
  絶対狙われる。同僚にも、馬鹿上司にも。幹部クラスに信頼を置ける人を
  何人か作っておいたほうがいい。後は何を言われても一生懸命仕事をやり
  なさい。辛くなったらその会社は辞めてもいい。何のためにその仕事をするのかを
  見つけるまでは、烏合の衆からは抜けれないから」

A:「馬鹿な男…中小企業の係長クラスくらいまでは結構生息してるよ~。
  馬鹿で何にもわからない女がすきなの。ただ笑ってるだけのね」
B:「そう。馬鹿な女(これもフリが多いらしい…女は計算高い)
  には優しいけど、馬鹿にしてるからね。心の中では何しても良いと思ってんの」

(草月は彼女たちの言う「馬鹿な女」馬鹿だとは感じないです。
処世術があって、自分自身の位置を決めたり納得したり、逆に尊敬する部分も
あるなぁと思います。草月もどちらかというと、
社会に認められたい『肉食系』に入るんだろうなぁ…)


A:「馬鹿男に好かれる様に振舞うのが楽だといったらそうなの。特に新人時代は。
  でも、それをやってしまうと仕事はおもしろくないし、出世しない」
B:「確かに」(←総合職、役職付)

A:「かといって、仕事で男を蹴散らしていけば、社会で認められるけど、
  男には『アマゾネス?』みたいな目で見られるしね~。男に媚売って
  笑っていれば自分を殺して生きているようでこれまた苦しい」

そんなもんなのかぁ…

じゃあ、どんな男なら大丈夫なの?
B「まず、第一段階としては節度のある男」
あ、それはわかる気がする…
A:「そうよ~。初対面から『あ、こいつは女だからちょっと位失礼なことしても
  大丈夫だろ』とか思ってる男ってすぐわかるよ。」
例えばどんなところで?
B:「近づいて、至近距離でしゃべる。仕事そっちのけで、隙あらば触ろうとする」
A:「私みたいに年とって役職があるやつなら、若いやつで失礼なやつもいる。
  近づいて『なんとかしてくださいよ~』って媚びてくるやつ。
  かわいくともなんともないんだけどね。まぁ、こっちもからかうけど」
うわぁ…
A:「普通に常識ある人なら、女であろうと馬鹿にしないからね。
  適度な距離感、客観的。聞き手に回る。注意は人のいないところ。
  部長とか幹部クラスでできる女を馬鹿にする会社はつぶれるよ」
B:「そうそう」

A:「それからね。ここが大事なんだけど。くさつき、あんたがこれから、
  仕事頑張ってどんどん馬鹿男を追い抜いていくでしょ。そしたら、すごい苛めをうけたり、
  嫌がらせされたりする。だけど、絶対に手を出しちゃだめ。黙って、耐えなさい。
  もし爆発して、馬鹿男たちのプライドをズタズタにしたら後が面倒くさい。
  仕事できなくて、プライドの高い男の恨みはこわいんだよー」

どうして?

A:「そういう人って視野が狭い人が多いから。会社しか居場所や
  やることがないのよ。あんたみたいに独り遊びを楽しめる人間じゃないの。
  だから、傷つけられたら恨んでる相手のことばかり考えちゃうの。
  常に隙あらば「揚げ足」とったり余計辛く当たってくる」

B:「人はね、言われなくても自分がどう扱われているかわかるの。
  そういう男は、『仕事できないでしょ』というのを常
  に会社の空気で伝えられてんのよ。自分が上がることができないから人を落とすの」
A:「こっちも大変だわ。仕事与えたはいいけど、できないなんて。
  ああいうやつは、与えるより取り上げるほうが大変なんだから
B:「そこに、若くて仕事できる、しかも女が来たらなおさら。自分のちっぽけな
  「先輩という地位」や「男と言う威圧」を前面に出してくるから。」

B:「自分を見失わないようにね。まぁ。あんたなら最初の2、3年で済むよ」


あの…2,3年で済んでないんですけど…。

今の日本社会は迷う女でいっぱいなんだね。
仕事できたら、社会で認められるしいろんな人とあえて面白い。
でも、会社で仕事を一生懸命やってることで「女」という条件で馬鹿にされたり、
いじめられたりしたら…?
会社で好きな人が自分より仕事できなかったら…?
女は「仕事ができるかどうか」で
男を好きになったり認めるんじゃない。

だから、好きな男に「男みたいだね」と帰り道でいわれるとちょっと悲しい。
「あいつ女の癖に、若いくせに」と陰口叩かれるとちょっと悲しい。

それにアマゾネスだって女で人間なんだ。「独りでも大丈夫だね」とか
「僕がいなくても平気だね」なんて仕事以外でいってほしくない。
仕事でも遊びでも、一人より二人の方がいい。


この話から何年たったのかなぁ…Aさん、Bさん、いろいろ勉強させてもらいました。
くさつきは、男ならアマゾネスでも好きになってくれる、
認めてくれる人を好きになると思います。(←思い通りいくかな?)

まだ少ないかもしれないけど、彼女たちが就職した時よりは
この考えに理解のある人がいるしね。

彼女たちは必死に男社会の中で生きて学んで、
ここにたどり着いた。
この話を失礼だと思う人はいるかもしれない。だけど、
くさつきは(今なら)、この話は彼女たちの悲痛な、出世の
苦労に聞こえる。くさつきは出世人じゃないけど、社会に出て
「女じゃなかったらあんな風に言われなくて済んだのに。
男の思うままに、馬鹿にされずに済んだのに」

そう何回も思った。この思いは殺意に近かった。男社会の
中で、同じ土俵に立つっていうのはすごく辛かった。

彼女らの苦しい過去はその比じゃなかったんだ
ろうなぁ・・・

テーマ : 独身女性の物語
ジャンル : 独身・フリー

雨夜の品定め帖②-振り向けこの野郎!に、ご注意-

思い出した…あの…
AB:「なになにぃ!」
あああ、怖い。でも、まぁ話そう。

うちのさ、大学でさ男を落とそうとして間違った
方向に行っちゃった人いたんだよね。
A:「へぇ」(←その細めた目が怖い!!)
B:「どんな感じでがんばっちゃったの?」

それは、くさつきが入学して間もない頃。
男女半々の学部で、道外出身者も数多くいました。
その中に、少し年上の男性が一人いました。
とはいっても、5歳くらい上ですけど。

A:「わかる、わかるよ~。最初って年上にあこがれるよね」
B:「今は年下ハンサム好きなのにねぇ…」
あああ、ペースを乱さないで…

友達がその彼に惚れちゃったんだよね。それで
落とそうとして、いろいろ画策してた。
AB:「ほほー」
中々同い年のようには落ちないんだよね。彼は社会人経験もあったし。
友達(以下Iさん)は、いろんな変なことしてたよ。
まずは、「弱い女を演じる」。
AB:「でたー!」
Iさん、彼の後ろを歩いてる時(別に一緒に歩いていたわけではない)、
いきなり前触れもなく倒れた(しかも後ろ向きに)。
周りの人が集まってどうしたどうしたの騒ぎになったんだよね。
Iさんは「きゅ、救急車…」といって意識を失った(たぶんふり)。

救急車が呼ばれた時、隊員の人が「同じ学科で知り合いの方がいるので
一緒に乗ってください、と彼女がいっています」と、彼も半ば無理矢理同行することに。
仕方がないので一緒に救急車に乗っていって、病院の待合室にいたんだって。
そしたら看護婦さんに呼ばれて、「どうですか」って聞いたら
看護婦さん:「ええと…ちょーっと疲れがでちゃったのかなぁ?」
とかいって笑ってたんだけど。
看護婦さん:「彼女、ベッドで泣きながらあなたのこと呼んでるわよ…」

A:「…そろそろ笑っていい?」
B:「まちな!まだあるよ…」
そうそう、おとなしく聞いてね。

それで、処置室のベッドに行くとIさん、泣きながら「●●さん、●●さん…」
と呼んでるの。彼はすっごい引いてるんだけど。
それで泣きながら「そばにいて…不安なの…」と言って彼の手を放さないんだって。
で、彼は看護婦さんをそこで呼んで、「あの、彼女熱とかあるんですか?」って
聞いたの。そしたら、
B:「そうしたら!」
看護婦さん:「平熱です」

AB:「平熱です!!」

彼、帰ったの。
AB「そりゃそうだー!!」

ああ、酒飲んでるから笑いがとまらないんだね。まだ
あるんだよ。その後もIさんは彼を諦めきれなくて、まちぶせしたり、
彼がやっている大学のサークルが夜遅くなった時は栄養ドリンクとか
ドアノブにかけて「わたしだけはあなたを見てるからね☆」みたいな
ことをやってた。一度彼が彼女の家までいく用事を(強制的に)作らされた時、
また来てもらえるようにわざと本貸したり…

B:「彼どうやって返してたの?」
授業の前に普通に返してた。
A:「あはははは、あはははは!かわいいー!」

A:「彼に気持ち悪がられてるね」
そう?
B:「うん。そこまで行くとはっきりいってライトなストーカー」
そか。
A:「そうそう。相手の気持ちを汲まないで、自分をごり押しするのが
ストーカーだからね。その彼女は自分をどう売り込むかに必死だったんだよ。
まだまだ人間観察できてないからそんな手しか思いつかなかったんだよ。かわいいー」
え、かわいいかなぁ…

B:「それで、彼はもちろんIちゃんを選ばなかったんだと思うんだけど、
その後、彼女出来たりしたの?」
うん。
A:「あ、そうなんだ。どんな子だった?」
え?わたし。
A、B「?」
わたしだよ。わたしが彼女になった。だから、この話知ってるの。

A:「あんた、Iちゃんになんかされなかったの?」
うん。されてない。避けられてはいたけど。
彼の方はね、いろいろ恨まれて、電話とかいろんな攻撃受けてた。

B:「ほら!この子はストーカーにさえ
避けられてるのよ!タイムリーで付き合っても
攻撃さえされてないのよ。どうせ、あんた普通にIちゃんの
隣の席とかで授業受けてたんでしょ」
うーん、どうだったかなぁ…

A:「でも、やっぱり女って攻撃しても叩きやすいほうを狙う鼻が
あるよね。
たしかにこの子攻撃が利かなさそう」
B:「鈍感っていいこともあるんだねぇ…」

失礼な…


つづく

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ジャンル : 独身・フリー

雨夜の品定め帖-女ごころは複雑なの-

しまった!アップするの忘れてた。のぞきに来てくれた方々、
すいません…。しかも今日もまた写真整理が遅れています。
というわけで、また人と話した記憶に残る話をご披露…という
形になってしまいました。なんか、最近これ多くなってきた…
気をつけねば。でも、まだまだいっぱいあるんだよなぁ…。

女同士が酒の席でする話…それは本当にスゴイ。
くさつきは、あまり女性同士で飲まないんですが
(だって男と飲んだ方がたのしい)、それでもたまーに飲むと
あれあれと言う間にかなりジューシィな話になっていきます。
女っていうのは本当に恋愛に関しては哲学者であり、分析者。

これはずいぶん前になるんですが、草月が大学院生のころ(20代中盤)
仲よくしていた社会人院生Bさん(当時30代前半)と
Aさん(同じく院生40歳前半)と飲んでいた時のお話です。

彼女たちは非常に恋愛に関してオープンな人間で、「生きる活力はここにあり!」
というくらいの勢いでした。一方そんなに自分からは恋愛に積極的ではないくさつき。
(というか、恋愛に関してはかなり「疎い」といわれます…)
彼女たちと友達になった時は、いろいろびっくりすることがあったなぁ…

酒の席の話で詳しくは覚えてないんですが、
「くさつき、あんたは恋愛に疎い。ちゃんと男女関係を見てない」
と酔ったBさんに言われました。
は、はぁ…「そうだそうだ!」とヤジをいれるのはAさん。
2人とも恋愛話になると豪快でこわいー!(くさつきには中々入れない土俵)
「よし、教えてやろう。女の恋愛タイプは3つあるのよ!」
と、彼女の力説がはじまりました。

1.ドーパミンタイプ 
脳より子宮で恋するタイプ。相性を(体を含め)いち早く感覚で嗅ぎ取り、
子宮で落とすタイプ。惹かれるのは理性より女の本能よ!


2.ロマンスタイプ 

子宮より脳で恋するタイプ。
男の理知的なところや優しさなど、育まれてきた知性に惹かれるの。
友達タイプの夫婦もこれが多いんだって。

3.トラブルタイプ 
恋…というより男を人生の刺激として捉えるタイプ。
ちょっと周りと違った雰囲気や非日常的な雰囲気によわい。
そういう男を捕まえるもんだから暴力なんかのトラブルに巻き込まれる可能性も!
オラオラ営業や束縛男なんかに捕まるのはこのタイプが多い?


ふ、ふーん…まあなんとなくわかる、かな?
しかし、恋愛や身体のこととなるとなぜこんなに哲学的なんだ?
特にこの女は!「毎日の習慣とはたとえ髭剃りという他愛ないものでも
彼に哲学を与える」…とったのは誰だったかな。そんな感じです。


A:「くさつきは、ロマンスタイプよ!」
はい?
B:「ちがうわよ。意外とこのこブレーキ壊れてんのよ!」
…なんのブレーキ?
A:「恋愛するときにブレーキかかるのかって聞いてんのよ!」
か、かかる…いや!かからない? え…うーん。
B:「ちなみに私はドーパミンタイプ」
A:「わたしは、トラブルタイプだと思うわ」
…ここから逃げたい

好きになったらあんまりブレーキ効かないのかな?というのは
そうなんですけどね。ちなみに草月が好きになった人で1番
年が離れていたのは30歳上です。昔の話ですが。後にも先にもこの時だけ
だったと思います。
いや、好きになるっていうのは雷に打たれるのと一緒です。
避けようがないんです。大事なのはその後、自分がどういう行動を
するか、ですね。あっこういうのをドーパミンタイプっていうの?
むー…難しいですね。

話は戻って次は恋愛で使うテクニック。ああでもない
こうでもないといらない話を伝授されましたが、
「でも、テクニック使おうとして失敗している女もいるよね~」
という話になりました。

そこで、くさつきはまた思い出したのです。
大学時代、男に「わけのわからない恋愛テクニック?」を
使う変な女たちがいたことを…




つづきます。

テーマ : 独身女性の物語
ジャンル : 独身・フリー

王様のコピーライティング②-思い出すのは、約束-

王様の問題を言い終わった後、答えてくれといいました。すると…
「そんなの俺らが答えると思ってんのか?」
ううう。やっぱりムリか。いきなりわけわからん課題だもんなぁ…。
でも、答えてよ。実はさ、私のクラスだけレジュメが出てないから
本科の先生達に怒られてるのさ。このままじゃ、もう次から他の先生に
バトンタッチなんだよ(←ごめん、ウソ)。
どうしてもいやなら紙をわたすから書いて置いていって。
彼らは、紙に言葉を書くとさっさと出て行きました。

くさつきはこの授業までの1週間、彼らの中の2、3人を捕まえて
「なぜ、学校にこないのか、授業をまじめにうけないのか」
を聞き出しました。
(←こういう時、逃げなければ必ず
1人くらいは反応してくれて打開のヒントを教えてくれます)


彼らの答えは…
高校からかなり偏差値が低く(これは知ってる)大学入試も
「作文」だけで突破したこと。大学全体で見れば彼らの学部は
「落ちこぼれ、金集め学部」といわれ、卒業する頃には3分の1がいなく
なっていること。1年生で大勢辞めること。卒業しても就職が厳しいこと。
「みんな大学なんか来てもしゃーないと思ってんのさ。だって俺らなんて
学問とかそういうのじゃないんだわ。今までだってそうだけど、なんかわからん
まま学校いって、卒業してまたこんな学費高いとこきてムダ金使って。それだったら
早く働いた方がいいんじゃないか。学校も俺らには適当だし馬鹿にしてるって!」

「俺ら、たぶん近々辞めると思う。親に悪いし、時間の無駄」 
これを聞いて思いました。彼らは決して不誠実なわけではない。
彼らは迷っていたんだ。今の自分がこのままでいいのか。馬鹿にされてまで
大学で勉強する価値があるのか。くさつきは普通に授業をやっていたつもりだったけど、
彼らにとってはどこか馬鹿にした、できないことを指摘する嫌な先生だったんだろう。
君らは、それを怒ってたんだ…

くさつきは次の授業(←もう後3回くらい)で指輪の答えを読みました。
「人に意見を聞いてみたら」
「自分だけ辛いんじゃない」
「相談相手をさがせ」
「自分で決めろ」


そして言いました。君らにいいたいこと2つ。
大学のどこに学ぶ意味があるのか。将来に向かって今やらなきゃいけないことは何か。
もし、君らが迷っているなら。指輪の答えは、迷った時の自分自身への言葉なんだよ。
指輪の裏側の言葉はどれも間違ってないし、それぞれ大事にしてるものだと思う。
だから、これを大事にして欲しいことが1つ。

もう1つ。ここは学校だから、「人と学ぶ」ところなんだ。
人の前で自分の疑問や発見を説明して、
それを相手を思いやりながら話し合う。「学び」はこれが基礎。
でも私は、この3ヶ月くらい君らに「押し込むこと」ばかりしたと思う。
学問は押し込むものじゃなく、内側をひらくものなのに。
だから、わたしは間違っていたと思う。あと3回くらいしかないけど、
今度はこれを守るよ。だから発表はなんでもいい。君らの調べたことを、
好きなことを書いてきてみて。どんなことでも馬鹿にはしない。
それを話そう。テーマについては私も調べてくる。
学校は、一人で突き進むんじゃなくて人と出会って話をして、
「学び方を学ぶ場所」だよ。これまで、ごめん。

君らの書いた王様の指輪の答え。
選択の中にたたされた自分へのコピーライティング。


くさつきがいろいろ聞いて、彼らの中に感じたものは
「馬鹿にされている=社会から相手にされていない」の感覚。
馬鹿にされている、排除、可能性がない、必要ない
そう人に扱われると別の道を探すのは当たり前。学校にいたくない。

学ぶことは「参加」なんだ。
どんなことでも参加できれば、仲間にはいって話をしていれば
必ず何かのチャンスは来る。学校の学びは全ての人にやさしく
ひらかれなければ嘘だ。

でも君らね、最後の2回本当にびっくりしたよ。
まさかスロットのレジュメが3人も出てくるとは…
それに競馬…あとは、風俗。生活が丸見えだよ…
でもくさつきは調べましたけど。どんな事象にも関係性があって
社会は必ず繋がっている。
パチンコのCDまであるとはさすがに知らんかったけどね…
ススキノ風俗店の経済効果を調べたのは初めてでした。

いやいやながらもあの時、ちゃんと参加してくれたこと感謝してます。

「お前、先生に向かないな」
S君、わたしを最後の日まで睨んでたね。本当にその目は忘れられない。
でも最終日2月、朝9時からの授業によく来てくれたね。通い電車も
雪で遅れたね。私が大学を辞めてから1度だけ会った。
朝の5時にトラックに乗ってタバコを運ぶ仕事してるんだね。えらいと思う。

草月自身もわかってたんだよ。このままじゃいけないって君らの顔を
見るたびに思ってた。だけど、勇気がでなかった。
私は舵を取るのは上手じゃない。教師も向いてない。
本当は話を聞くのは好きだけど、話をするのは上手じゃない。
広告会社に入ってもそうだった。リーダーにも向いてない。
君らに押さえつけるようにモノを教えるのは苦しかった。
だけど、あの時の君らはあんなに怒ってたから。悲しかっただろうから。
私は「悪意のある排除」は絶対にしない。

君らが出て行ってから2年間。
わたしはあの授業でいろいろなことをやったんだよ。
君らが私に怒ったから、今度は中々うまくいった。
でも最終日に屋上を借り切って、地域の学童指導員とコマと剣玉
大会やったのはまずかったかなぁ…本科の先生怒ってたもんなぁ。

今、会えてもう一度授業が出来るなら、と思うけど。
まぁ、いらないか。

早いね。
きみらは今、25歳。くさつきはもうすぐ30歳だね。

テーマ : ことば
ジャンル : 学問・文化・芸術

ようこそ くさつき帳
プロフィール

草月 愛弓

Author:草月 愛弓
草月愛弓(くさつきあゆみ)
Age:30
北海道江別市在住
職業:ライター(他にもいろいろ)
趣味:本、絵、まちあるき

基本は仕事大好き人間です。叱らずのびのび、育ててやってください。温厚に見えますが、仮面の下ぶちぎれ組。

※カテゴリに①②と数字のついているものは北海道探検を
している記事になります。 

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