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雨夜の品定め帖③-粗にして野だが、否ではないアマゾネス-

さて、終盤は草月の就職の話題でした。彼女らはかなり
気にしてくれていましたので、「会社に入って気をつける男」。
働く女としてどう職場の男に向き合うか。
をなんとなく草月がレクチャーされています。


A:「ところで、くさつきは就職どうするの?」
うーむ…まだ決めかねとる(←この頃はライターのラの字もない)
B:「社会に出ると、たのしーよぉ。いろんな人がいて」
その言葉、どこまで信じていいのやら…

A:「草月に教えておいてあげるけどね。男って言うのは
  『プライド』の生き物なのよ。もちろん全部がとは言わないけど」
ふんふん。
A:「あんたは、会社はいると素で男のプライドをズタズタにする時がくるから。
  覚えておくといいよ」(←バツイチ子持ち、法人幹部)
 (あああ、今ならこの意味がわかります。連絡ください~)
B:「そうそう。大体だめな男ほど、プライド高いからね」
はぁ。
A:「あんた、若いけどたぶん仕事したら馬鹿にはなれない。
  絶対狙われる。同僚にも、馬鹿上司にも。幹部クラスに信頼を置ける人を
  何人か作っておいたほうがいい。後は何を言われても一生懸命仕事をやり
  なさい。辛くなったらその会社は辞めてもいい。何のためにその仕事をするのかを
  見つけるまでは、烏合の衆からは抜けれないから」

A:「馬鹿な男…中小企業の係長クラスくらいまでは結構生息してるよ~。
  馬鹿で何にもわからない女がすきなの。ただ笑ってるだけのね」
B:「そう。馬鹿な女(これもフリが多いらしい…女は計算高い)
  には優しいけど、馬鹿にしてるからね。心の中では何しても良いと思ってんの」

(草月は彼女たちの言う「馬鹿な女」馬鹿だとは感じないです。
処世術があって、自分自身の位置を決めたり納得したり、逆に尊敬する部分も
あるなぁと思います。草月もどちらかというと、
社会に認められたい『肉食系』に入るんだろうなぁ…)


A:「馬鹿男に好かれる様に振舞うのが楽だといったらそうなの。特に新人時代は。
  でも、それをやってしまうと仕事はおもしろくないし、出世しない」
B:「確かに」(←総合職、役職付)

A:「かといって、仕事で男を蹴散らしていけば、社会で認められるけど、
  男には『アマゾネス?』みたいな目で見られるしね~。男に媚売って
  笑っていれば自分を殺して生きているようでこれまた苦しい」

そんなもんなのかぁ…

じゃあ、どんな男なら大丈夫なの?
B「まず、第一段階としては節度のある男」
あ、それはわかる気がする…
A:「そうよ~。初対面から『あ、こいつは女だからちょっと位失礼なことしても
  大丈夫だろ』とか思ってる男ってすぐわかるよ。」
例えばどんなところで?
B:「近づいて、至近距離でしゃべる。仕事そっちのけで、隙あらば触ろうとする」
A:「私みたいに年とって役職があるやつなら、若いやつで失礼なやつもいる。
  近づいて『なんとかしてくださいよ~』って媚びてくるやつ。
  かわいくともなんともないんだけどね。まぁ、こっちもからかうけど」
うわぁ…
A:「普通に常識ある人なら、女であろうと馬鹿にしないからね。
  適度な距離感、客観的。聞き手に回る。注意は人のいないところ。
  部長とか幹部クラスでできる女を馬鹿にする会社はつぶれるよ」
B:「そうそう」

A:「それからね。ここが大事なんだけど。くさつき、あんたがこれから、
  仕事頑張ってどんどん馬鹿男を追い抜いていくでしょ。そしたら、すごい苛めをうけたり、
  嫌がらせされたりする。だけど、絶対に手を出しちゃだめ。黙って、耐えなさい。
  もし爆発して、馬鹿男たちのプライドをズタズタにしたら後が面倒くさい。
  仕事できなくて、プライドの高い男の恨みはこわいんだよー」

どうして?

A:「そういう人って視野が狭い人が多いから。会社しか居場所や
  やることがないのよ。あんたみたいに独り遊びを楽しめる人間じゃないの。
  だから、傷つけられたら恨んでる相手のことばかり考えちゃうの。
  常に隙あらば「揚げ足」とったり余計辛く当たってくる」

B:「人はね、言われなくても自分がどう扱われているかわかるの。
  そういう男は、『仕事できないでしょ』というのを常
  に会社の空気で伝えられてんのよ。自分が上がることができないから人を落とすの」
A:「こっちも大変だわ。仕事与えたはいいけど、できないなんて。
  ああいうやつは、与えるより取り上げるほうが大変なんだから
B:「そこに、若くて仕事できる、しかも女が来たらなおさら。自分のちっぽけな
  「先輩という地位」や「男と言う威圧」を前面に出してくるから。」

B:「自分を見失わないようにね。まぁ。あんたなら最初の2、3年で済むよ」


あの…2,3年で済んでないんですけど…。

今の日本社会は迷う女でいっぱいなんだね。
仕事できたら、社会で認められるしいろんな人とあえて面白い。
でも、会社で仕事を一生懸命やってることで「女」という条件で馬鹿にされたり、
いじめられたりしたら…?
会社で好きな人が自分より仕事できなかったら…?
女は「仕事ができるかどうか」で
男を好きになったり認めるんじゃない。

だから、好きな男に「男みたいだね」と帰り道でいわれるとちょっと悲しい。
「あいつ女の癖に、若いくせに」と陰口叩かれるとちょっと悲しい。

それにアマゾネスだって女で人間なんだ。「独りでも大丈夫だね」とか
「僕がいなくても平気だね」なんて仕事以外でいってほしくない。
仕事でも遊びでも、一人より二人の方がいい。


この話から何年たったのかなぁ…Aさん、Bさん、いろいろ勉強させてもらいました。
くさつきは、男ならアマゾネスでも好きになってくれる、
認めてくれる人を好きになると思います。(←思い通りいくかな?)

まだ少ないかもしれないけど、彼女たちが就職した時よりは
この考えに理解のある人がいるしね。

彼女たちは必死に男社会の中で生きて学んで、
ここにたどり着いた。
この話を失礼だと思う人はいるかもしれない。だけど、
くさつきは(今なら)、この話は彼女たちの悲痛な、出世の
苦労に聞こえる。くさつきは出世人じゃないけど、社会に出て
「女じゃなかったらあんな風に言われなくて済んだのに。
男の思うままに、馬鹿にされずに済んだのに」

そう何回も思った。この思いは殺意に近かった。男社会の
中で、同じ土俵に立つっていうのはすごく辛かった。

彼女らの苦しい過去はその比じゃなかったんだ
ろうなぁ・・・
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テーマ : 独身女性の物語
ジャンル : 独身・フリー

ようこそ くさつき帳
プロフィール

草月 愛弓

Author:草月 愛弓
草月愛弓(くさつきあゆみ)
Age:30
北海道江別市在住
職業:ライター(他にもいろいろ)
趣味:本、絵、まちあるき

基本は仕事大好き人間です。叱らずのびのび、育ててやってください。温厚に見えますが、仮面の下ぶちぎれ組。

※カテゴリに①②と数字のついているものは北海道探検を
している記事になります。 

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