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言葉を超える、姿-小樽へ行き。菊展覧会、すばらしく-

うーん…おいしい。
めふん
とある有給月曜日の夜。珍しくご馳走してもらいご機嫌のくさつき。
しかも、この酒屋はめふんがメニューにある!!(酒飲みなので大好き)
「めふん」は、鮭の雄の中骨に付いている血腸(腎臓)を使って作る塩辛。
北海道来て初めて食べました。醤油味と塩味があります。醤油が好き。
どろっとしてますね~。魚の臭みがダメな人はダメかも。
小さい皮の袋に、柔らかい内臓が入っている食感です。ズルズル…

さて、本日は2日目の小樽のまちあるきにいきますか。
地下鉄で大通り駅を降りて、札幌に乗り換えっと。
その前にコンビニよってお茶かってこ。

あら?なんだ?
人が集まってる…。お!菊の展覧会ですか。
看板
場所は地下街のポールタウン、オーロラタウン、地下鉄大通駅コンコース。
はじめてみたー…

へぇ。いろいろ菊も種類があるんだな。
国華八十旗
ええと、これは。あ、金賞だ。
ふんふん…大菊・中菊・小菊があって、花の形でそれぞれ呼び名が異なるとな。
これは…厚物(厚走り)だね。
厚物は花弁が中心に向かってこんもりと盛り上がった菊です。
これは厚物の花弁の下に長い花弁が走るように垂れ下がっているので、
厚走りというらしいです。
作品の題は「国華八旗」とか、「国華越山」とかいうのが多いですねー。

へえー…

こっちは…?おー!なんか「黄虎」っていう題材がぴったりな感じの作品。
黄虎金賞
すごい!これどうやって育てたんだろう。
小菊の特徴を生かし花々が垂れ下がり、まるで黄金が流れているように
作られてます。懸崖菊といいます。盆栽ですね。
懸崖菊は、断崖の松の老木が自然に垂れ下がった様を表しているらしいです。
明治の終わりごろ始まったとされ、始めはもっと荒々しい形の物でした。
大懸崖、中懸崖、小懸崖に分けられ、大きいものでは3メートルを越すそうです。
すごい!

本当に虎が降りてくるみたいだなぁ…
黄虎
上から見ると、別次元の道が出来てるみたいに見えます。
きれいだねぇ。

ちなみに50円玉の裏に描かれている菊は、天皇家の家紋。
広物(一文字)といい、平たい花弁が一重で並ぶ菊です。

奥深いなぁ。
菊に関係する話も中々おもしろいです。(←帰ってから調べた)

9月9日は重陽の節句です。
「重陽」とは“陽の数が重なった日”という意味。
古来の中国は、奇数は縁起がよい「陽」の 数で、
これが重なる日は特にめでたいといわれました。他の節句が3月3日、5月5日
などの節句もこのため。9は一桁の数のうち最高の数字で最も縁起がいいので、
この日を「重陽」と呼ぶそうです。


少しくすんだ黄色を承和色(そがいろ)といいます。
奈良時代、中国から日本に菊が移植され、宮中で鑑賞会が開かれました。
承和の帝、仁明天皇は黄菊を寵愛し、たくさんの黄菊を植えて
衣服もまで黄色に染めさせたそうです。
年号の承和(じょうわ)から承和色(そが)といわれるようになりました。

また、重陽の節句には菊酒
菊は、邪気をはらい寿命を延ばす効き目があると中国から伝えられました。
平安時代の宮中では「菊見の宴」という菊の花を浮かべたお酒を飲んで
長寿を願ったそうです。これは風流でいいなぁ。

菊の香りを真綿に移す「菊の被綿(きせわた)」もこの時やります。
9月8日の夜、菊に真綿をかぶせて香りと露を移し
9日にその真綿で肌をぬぐうと若返るといわれています。
宮中の被綿は菊の花1輪ずつを赤、白、黄色に染められた真綿で包んだそうです。
若返るのかな。肌がぴちぴちに?

へえー…おもしろいね。
しかし、すごく美しい。
白い花の群生
これが一番好きです。白い花の群生に惹かれます。
きれい…

言葉よりも伝わるものってありますね。
育てた人の伝える気持ちがなければ、ここまでは
美しくなれないんだろうなぁ…。

菊を育てるってもしかしてすごい精神力が試されるのかも
しれない。





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テーマ : 文明・文化&思想
ジャンル : 学問・文化・芸術

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No title

e-420黄虎、マジカッケーe-420!!!

思わず叫んでしまいましたよ。

これは金賞首席だわ。大臣賞だわ。

盆栽に挫折したあけぼうにとって、この作者は神!!

No title

こんにちわ。
きれいですね~、すごいですね~
映画評論家(江戸川さん)みたいですが・・・
北見の聞く祭り(?「菊祭り」と入力したらこんななった)も有名ですが、
市内にいながら30年は見ていないかな?
札幌にいるときポールタウンで毎年見かけました。
(地下街は通勤路の一部だったんで)

こんにちは

菊の花、きれいですねー。
菊酒や、菊の被綿、全く知りませんでしたが、昔の人々は美しいものを大事に愛でながら、生活を楽しんでいたのでしょうね。
そういうのって、風情があって素敵だなぁ。

でも、これだけ立派な菊を育てるのは大変でしょうねー。
草月さんが、じっくり菊を鑑賞してくれたこと、菊を育てた人にとっては、とても嬉しいことだったと思いますよ(^^)。

こんにちは

あけぼう、kabochaーoyajiさん、パティさん
ご訪問、コメントありがとう^^

あけぼう>
なんと!盆栽までやってたのか!似合うwww
この黄虎、いいでしょー。
ほんと感動してさ。四方八方から写真撮っちゃったよ。
いいねぇ…盆栽ってあんまり興味なかったけど
こんな迫力あるの作れるんだねぇ…。

kabocha-oyajiさん>
あ、菊祭りって北見にもあるんですか!
知らなかった~。こちらでお勤めされてたんですね。
今のブログの生活がすごく板についてる感じで
ぜんぜんイメージできないです。
やっぱり菊は日本を代表する花なんですね~。
秋は展覧会をあちこちで見ますが、いつでも足を止めちゃいます^^;


パティさん>
こんにちは。そうなんですよ~。風情がある生活っていいですよね。
こういうものに眼を向けてる暇なんかない!って思っていると
なんかすごく貧しい感じがしないでもない…^^;
余裕があるとか余暇が素敵ってすごいことなんだと思います。
どうもありがとう^^
ヒトが作った作品をじっくり見るのは大好きです。どれだけの
自分自身をここに投影してきたかをいろいろ想像して感動してます^^


くさつき
ようこそ くさつき帳
プロフィール

草月 愛弓

Author:草月 愛弓
草月愛弓(くさつきあゆみ)
Age:30
北海道江別市在住
職業:ライター(他にもいろいろ)
趣味:本、絵、まちあるき

基本は仕事大好き人間です。叱らずのびのび、育ててやってください。温厚に見えますが、仮面の下ぶちぎれ組。

※カテゴリに①②と数字のついているものは北海道探検を
している記事になります。 

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